紫檀のピンク

扇子



暑いですね。

午前中から少しまとまった雨が降ったせいか少し蒸し暑い気がします。



今日は撮影のために着物を着て来て、そのままお店番しています。



さて、夏の着物に扇子は必需品。

私は今年、森田千晶さんのレースの和紙を施したものを愛用中です。



型をこしらえて漉きあげたレースの和紙。愛らしくも大人っぽいピンクは紫檀(したん)という木の粉を透き込むことで色出しされています。



4月にhitofushiで開催していただいた「和紙の花と春の花展」の時に作ってくださった私にとっての記念の扇子なのです。



お気に入りの一本で今日も気分よく風を送っております。





写真はお店で最後の一本となっている扇子です。

この子はどんな方のところにお嫁に行くのでしょうね。



扇子